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建築仕上げとポリマー技術
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工博・室井 宗一 著

体裁:A5判・総頁数=130頁
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<内 容>
No.1 ポリマー技術
章 ポリマー事始め
 
1. 物質を構成する分子
A. 原子⇔分子⇔物質⇔B. H-とO-原子からなるH2O分子 C. H2O分子⇔H-とO-原子の確認
2. 分子を束ねる分子間力
A. 液相 気相変換 B. 液相⇔固相転移 C. 相で異なる分子の運動 D. 実際には
3. 分子間力の正体
A. 正体みたり分子間力 B. 八方美人のV. D. ワールス力 C. 特殊な間柄の水素結合 D. 分子間力の存在実感
章 モノマーからポリマーへ
1. モノマーをつなぐ
A. ポリマーの原料はモノマー B. 分子量がアップすると C. 分子量に支配される材料性能
2. モノマーのつなぎ方
A. 基本的なつなぎ方 B. 逐次重合と連鎖重合 C. 単独重合と共重合
3. 立ち入った付加重合
A. 付加重合もいろいろ B. ポリマー分子への4ステップ C. 4つのステップを踏む D. 共重合
4. 重合操作の実際
A. ポリマー製品の製造 B. 分子量のコントロール C. 分子量の測定
章 ポリマー分子の集合
1. 集合構造で異なる材料性能
A. ポリマー分子の集合 B. 集合構造いろいろ C. 市販ポリマーの集合構造
2. 線状ポリマーの集合構造
A. 無定形構造 B. 微結晶構造 C. 配向構造
3. 架橋構造
A. 架橋構造とは B. 橋の架け方 C. 架橋の効果
章 ポリマー材料の性能
1. 材料的な特徴
A. 荷重をかけると B. 熱に対する挙動 C. 溶媒に対する挙動
2. 力学的特徴は粘弾性
A. 粘性と弾性のメカニカルモデルB. 粘弾性のメカニカルモデル C. マクスウェルモデル D. フォークトモデル E. 実際に近いメカニカルモデル
3. 温度で変わる材料性能
A. 熱に敏感な熱可塑性ポリマー B. レオロジー状態で変わる力学的性能C. ガラス転移温度の重要性
4. 架橋で向上する材料性能
A. 架橋の効果 B. 架橋で変化する性能いろいろ C. 架橋密度の効果
章 ポリマーの加工
1.ポリマー製品へ
A. 定形製品と不定形製品 B. 定形製品への加工 C. 不定形製品への加工
2. 加工原料としてのポリマー
A. 重合上がりの性状 B. 加工原料の性状 C. ポリマーの回収
3. ポリマー製品への加工 
A. 加熱溶融による定形製品 B. 液状化による不定形製品 C. 分散による液状化



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